BG無洗米 ササニシキ
宮城県産
2kg / 5kg
シャリと言ったらササニシキ。上品なさっぱり感。
「ササニシキ」は、昭和38年に宮城県古川農業試験場にて誕生しました。父親「ササシグレ」と母親「ハツニシキ」の両方の名前から、「ササニシキ」と名付けられました。「ササニシキ」は、その栽培の難しさから、現在では、宮城県内での作付が1割と、たいへん希少な品種となっております。「ササニシキ」は粘り気が少なく、口に入れるとほどけていくような食感で、酢飯との相性が抜群。寿司職人の方々からは「シャリと言ったらササニシキ」と根強い支持があります。あっさりとした食感と、やわらかな口当たりが特徴で、和食はもちろん、お寿司、おにぎりなど多くのお料理に合わせやすいお米です。
あっさりと、飽きのこない味わいが魅力です。
「シャリと言えばササニシキ」。お寿司や和食にオススメのお米です。※当社調べ
「宮城県」で作られたお米です。
東北地方は中部、太平洋側に位置する、緑豊かな大地「宮城県」。「ひとめぼれ」の産地としても有名な「宮城県」は、西側に奥羽山脈、東側には仙台平野が広がり、豊かな大自然に囲まれたみちのく宮城は、美味しいお米の産地として知られ、耕地面積の8割を水田が占めています。その昔、藩祖・伊達政宗が、大規模な米作の拡大政策をとったことから、日本有数の米どころとしての歴史が始まりました。河川の改修や治水工事、開墾、収穫した米の集積、江戸への輸送等、あらゆる面に大きな力を注いだ結果、仙台藩は江戸の食糧基地となったのです。
その一方で、東北地方は冷害による不作にも苦しめられてきました。宮城も例外ではありません。しかし、研究につぐ研究の結果、冷害や病害虫に強い待望の品種が生まれました。その後も、さらなる改良が重ねられ、現在の美味しい「宮城米」が生まれたのです。
とがずに美味しい!簡単・便利な無洗米
今までとぎ洗いして取っていた肌ヌカをあらかじめ工場で取り除いたお米のこと。それが「BG無洗米」。 普通のお米(精白米)は、玄米から胚芽と糠(ヌカ)を取り除いていますが、表面にはまだ粘着性のある「肌ヌカ」*が残っています。「BG無洗米」は、その「肌ヌカ」をあらかじめ工場で取り除いているのでとがなくても良いのです。
「BG無洗米」とは、Bran(ヌカ)、Grind(削る・研ぐ)の頭文字。肌ヌカ*の吸着力だけを利用して肌ヌカを取る無洗米の製法のことを言います。
*肌ヌカとは…精白米の表面に残っている粘着性の強いヌカ。水に溶けるととぎ汁になります。
BG無洗米にはメリットがいっぱい
BG無洗米は様々な面で生活に貢献します。
お米の表面には「うまみ層」があります。 手でとぎ洗いすると「肌ヌカ」がきれいに取れない上に、「うまみ層」は損なわれがちです。「BG無洗米」ならその心配もありません。
「BG無洗米」は、ご家庭の台所からとぎ汁を出さないだけでなく、製造時にも水を使わないので、工場からもとぎ汁の排出がなく、下水処理にかかる膨大なエネルギーを節約できます。
「BG無洗米」ならお米をとがなくて済むので、お子様からお年寄りまで誰でも簡単に美味しいごはんを炊くことができます。
普通の精白米では、5kgの袋を購入しても、約0.15kgの肌ヌカが付いているので、実際に食べられるのは、4.85kgとなります。
「BG無洗米」なら、その分の肌ヌカをあらかじめ取り除いてあるので、5kgの袋のお米全てを食べることができるわけです。
3カップ(約450g)のお米をとぎ洗いするには約4.5ℓの水が必要*です。1日に3カップ炊くとすると、年間で2ℓのペットボトル828本分。「BG無洗米」ならそれだけの節水ができます。*全国無洗米協会調べ
無洗米は栄養が少ないのでは…?と思われがちですが、お米の主成分である炭水化物やたんぱく質は普通のお米とまったく変わりません。逆に、製造工程で水を全く使わないので、水溶性ビタミンである「ビタミンB1」や「ナイアシン」は、普通の精白米をといだものと比べると2倍も多くなっています。
※ただし、1日の所要量からすると、ごくわずかです。
栄養成分表
単位 | BG無洗米 | 手洗いしたお米 | |
---|---|---|---|
たんぱく質 | g/100g | 5.1 | 4.9 |
脂質 | g/100g | 1 | 1 |
灰分 | g/100g | 0.2 | 0.2 |
炭水化物 | g/100g | 79.6 | 77.8 |
ビタミンB1 | mg/100g | 0.05 | 0.03 |
ナイアシン | mg/100g | 0.44 | 0.24 |
㈶日本食品分析センターH13.7.17
製造工程で取り除かれた肌ヌカはすべて有機質肥料「米の精」として野菜や果物、また、家畜の飼料にリサイクルされています。
「米の精」とは…
BG無洗米加工時に取り除かれた肌ヌカを製品化したものです。BG精米製法では、加工の際利用された肌ヌカを有効利用するために、回収した後、少量の水を加えて粒状にし、更に加熱処理、滅菌処理をして有機肥料としてリサイクル活用しています。その名も米を育て上げた物質との意味を込めて「米の精」と命名されました。有機質100%の肥料で、稲や野菜に使われるほか、家畜の飼料など多岐にわたり使われております。
循環型農業
米から取り除かれた肌ヌカが有機質飼料「米の精」として田んぼにかえされ、健康な稲を育てます。